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《ネタバレ》 宮崎駿のかつての『レイダース』批判ではないが、この作風のレベルで嘘をつくと
設定したならば、そのレベルの嘘は守られるべきだろう。 崖やエレベーターから落下する車から如何に主人公が脱出するか。 女子トイレからどのような経路で抜け出すか。 このシリーズの場合、その危機突破の描写こそ要であり、 そこをアクションとして如何にもっともらしく見せ、 如何に納得性を持たせるかにこそ手技を使うのであり、「冒険活劇を作る人間は 一番気を使わなきゃいけない」(宮崎)はずである。 ようするに名案がなかったわけで、 ご都合主義こそ映画とはいえ、これでは白けるばかりだ。 簡単なトリックは克明に描写しているのだから。 格闘アクションも例によって例のごとく細切れの乱雑編集でつまらない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2015-03-20 00:44:23)
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