タイトル名	ゴーストバスターズ(2016)
製作国	米
上映時間	117分
劇場公開日	2016-08-19
ジャンル	アクション,ホラー,ＳＦ,コメディ,ファンタジー,３Ｄ映画

《ネタバレ》　清々しいくらいの「女尊男卑」映画で、学部長だか市長だかを始め、まとも（？）な男性はほとんど登場しない。

クライマックスで、あわや三人のメンバーが押しつぶされそうなところでクリステン・ウィグの登場によって勢ぞろいとなるのだが、
彼女は単なる遅刻でしかない訳だから、そこには再結束のケレンというものがない。
普通は事前にメンバー間の確執だとかを配置しておくのが定石なのだけれど。

メリッサ・マッカーシーとの過去のわだかまりもいま一つ判然としないので、ラストの救出もエモーショナルな起伏に欠けてしまう。

というわけで、ドラマの抑揚のつけ方がまるで拙いのである。

政治的に配慮されたキャスティングバランスと、先端のVFXでありながら陳腐なバカ騒ぎ。それだけでは戦略的に厳しいのは当然である。

作品のレビュー数	36件
作品の平均点	5.17点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 1 2.78％ 3 4 11.11％ 4 12 33.33％ 5 5 13.89％ 6 3 8.33％ 7 8 22.22％ 8 2 5.56％ 9 1 2.78％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.71
このレビューの偏差値	46.00 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値