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《ネタバレ》 腕にギプスをはめて登場する松田翔太は、テレビドラマからの流れという事なのだろうけれど、その経緯とかはどうでも良いとして
折角のギプスならそれを映画の中でもっと活かせないものなのか。須賀健太らを追って奔走し、いま一歩で取り逃がしつつも執拗に肉迫していく。 そのハンデとしてすら使いこなせていない。アクションの中でもっと見せ様があると思うのだが。 酒や血糊や雨や海。湿り気に満ちた画面の中で、須賀らが撃った貯水槽から降り注ぐシャワーを浴びてはしゃぐ少年たちの画がいい。 クライマックスの舞台となる「銀行」が極度に地味な画面の中で展開し、それに続くのが雨の夜と泥土と中破したバンと ひたすら閉塞的なだけに、その中盤の光る雨が尚のこと輝いたものとして思い起こされてくる。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-09-10 22:04:34)
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