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《ネタバレ》 序盤から慌ただしい編集で畳みかける語り口をスピーディととるか、目まぐるしいととるか。
朝靄のかかるアウシュビッツの厳粛なシーンに至って、緩急のバランスが釣り合ってくる。 法廷を中心とする弁論シーンを主体としつつ、ロケーション自体の沈黙の力にも信頼を置いている。 レイチェル・ワイズがトム・ウィルキンソンに詫びるシーンや、生存者である女性と手を重ね合わせるシーンなどの静かな余情もいい。 弁護士らとのチームワークのドラマ、法廷戦術のドラマとのバランス取りも巧く、視線劇もドラマの中にしっかり活かされている。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2017-12-14 23:43:52)
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