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理由(2004) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 理由(2004)
製作国
上映時間160分
劇場公開日 2004-12-18
ジャンルドラマ,サスペンス,小説の映画化,TVの映画化
レビュー情報
この映画見て「しまった!」と思いすぐさま宮部みゆきの原作を読んだのだが、この小説が90年代後半から次第に姿を現した「理由なき殺人」を怖いぐらい冷静に予言していたことに驚き、また映画「理由」がこの小説と内容だけでなく構成も同じものにしたということは観る前から知っていたが、両者から感じるものはまったく違うことにもまた驚いた。同じ卵を使って同じ調味料、手順で作ったのに宮部のオムレツは硬くて噛み応えがあり、大林のオムレツは軟らかくて口に広がるような感じだ。大林は登場人物に優しい。過剰に演出させることで情を生み出しているのでそれがフィルターになっている。逆に言えば内側では何を考えているかわからない。100人以上に及ぶ「ふつうの人々」はある意味で、あの家族たちよりもグロテスクだったりする。だから優しさは残酷の裏返しとも言える。八代祐司がどこにでもいる時代だからこそ、このオムレツができた(できてしまった)のだろう。この映画はかなり面白い。 が、サスペンス的な楽しみは期待できない。
Qfwfqさん [映画館(字幕)] 7点(2005-01-21 11:56:10)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 4.87点
作品の点数分布
000.00%
139.68%
213.23%
3619.35%
413.23%
5825.81%
6412.90%
7619.35%
813.23%
900.00%
1013.23%
作品の標準偏差 2.15
このレビューの偏差値 54.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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