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牡蠣の王女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 牡蠣の王女
製作国
上映時間47分
ジャンルコメディ,サイレント,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 こんな貴重な映画を見ることが出来たという体験に10点、そしてこの映画のあまりの面白さに10点を加えて20点(管理人殿、今すぐこのサイトに20点という点数を作っていただけますか!?)っていうぐらいの映画ですこれは。50分にも満たない時間の中でとめどなく溢れる破壊的なコメディに脳味噌をシェイクされます。何なんだこれは。牡蠣の販売で大富豪になった男の娘が結婚したいといって聞かない。結婚しないと家を破壊するとまで言って、すでに自分の部屋を破壊してます。仕方なく結婚仲介所にいって相手を選んでくるという冒頭なのですが、それ以前にまず彼らの邸宅が凄い。数え切れないほどの召使を抱えていて、家に帰ってきたら全員が超速で迎えに来ます(しかも全員同じ動作でおじぎ)。広大なロビーを埋める召使達の幾何学模様の異様さは言葉で説明できないです。風呂に入る時も体は一切動かしません。大量の召使がベルトコンベアの流れ作業のように運んでくれるからです。これぞ資本主義による贅沢の極み!んなアホな。婿になる男の方も凄い。プリンスという肩書きを持っているものの実はただの貧乏人。相手となる嫁を下見する為、彼の友人が召使を装って邸宅に向かうという感じで話は進みます。ここで富豪の娘がこの友人を結婚相手と勘違いします。娘は結婚したくて仕方がないから吟味する暇も惜しい。そのまま教会へ向かい、面倒くさいから教会の窓で結婚の誓いをします。友人は何の疑問もなく食い続けてるし、いきなりダンスが始まるし(召使達も全員踊ります)。多分、この文章読んでも意味がさっぱりわからないと思いますが、どうしようもない。パーティが終わった早朝、婚約の事などすっかり忘れたプリンスは友だちと飲んで泥酔。偶然にも富豪の娘の家に収容されます。というのも娘は「アルコール中毒患者を救済する会」に入会しているからです。ここから怒涛のボクシング大会、そしてラストの強引過ぎるご都合主義!ほんと、何なんだこれは。
Qfwfqさん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-16 23:22:19)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 8.33点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
10266.67%
作品の標準偏差 2.36
このレビューの偏差値 53.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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