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或る夜の出来事 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 或る夜の出来事
製作国
上映時間105分
ジャンルコメディ,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
登場人物は皆思い込みが激しい。彼らはキャプラのあやつり人形となりアンジャッシュのコント(例えが悪くて恐縮ですが・・・)のようにカン違いの渦を広げていく。見ているこっちはじれったいが面白くて仕方がない。すれ違うときこそ彼らはそのキャラクターを発揮するからだ。くっつきそうになれば当然ジャマが入る。これは完全な古典だ。古典は古い、当たり前だ。だが、古典は揺るがない。気がつくと見ているこっちがキャプラにあやつられていた。「素晴らしき哉、人生!」は正直見ていて疲れた。大団円のラストは必然としても、映画が内側から「そうでなければならない!」と、エネルギーを発散し過ぎているようで目が当てられなかったから。「或る夜の出来事」にはそんな力みが一切ない。これぞキャプラの様式美。バスの合唱シーンは最高ですな。
Qfwfqさん 9点(2005-03-15 21:57:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 124件
作品の平均点 7.78点
作品の点数分布
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100.00%
210.81%
321.61%
432.42%
575.65%
697.26%
72520.16%
82822.58%
93326.61%
101612.90%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 54.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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