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下町の太陽 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 下町の太陽
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1963-04-18
ジャンルドラマ,モノクロ映画,青春もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 うわっ、倍賞千恵子カワイイわ。当然といえば当然かも知れないが、SKD出身のこの人は、歌も踊りもいける。でも、この人の「ゴーゴー」なんて見るとは思わなかった。まあ、誰にだって若いときはあるわなあ。
そんな、私の生まれた頃の、若者の映画。世の中はまだまだ貧しくて、団地なんていうものが憧れになっている時代。
工場の煙の上に輝いている太陽を感じるより、直接陽の光の指す世界を求めるのは当然のように思うが、その行き着く先は「ゴルフウイドゥ」。大手サラリーマンの論理に付いていけない思いを感じる町子の前に、まっ直な生き方の青年が現れて、その青年との行く末を思わせて終るシーンから流れ始める主題歌の歌詞。
「下町の屋根を温める太陽は、母の顔」
その時ふと気付いた。ああ、だからこの人は母親がいない設定なんだ。太陽を求めたこの人自身、太陽であろうとする物語なのだな。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2011-06-15 01:51:01)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 5.70点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.64
このレビューの偏差値 32.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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