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太平洋の鷲 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太平洋の鷲
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1953-10-21
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,特撮もの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》  「鷲」なんてタイトルだから、てっきり勇ましい戦闘機乗りの話かなんかと思っていた。航空機戦力の重要性を説いていたという山本五十六の事だったんだな。
 終戦後たった8年の、東宝としては戦後初の戦争映画だそうで、個々の兵隊の話ではなく開戦否定論者だった五十六の自伝的映画。政権が次々と変わる話や時局・政治的な話のシーンが多く、ちょっと理解するのが大変だったりするが、当時に人たちには当然の知識だったのだろう。話は淡々と進むが、アメリカの資料映像の協力を得ながらそれと(比較的)違和感なくつなげられた円谷の特撮は迫力があって、スゴイ!でも好戦的な話ではなく、「ダメだダメだと思いながら立場的に戦争を指揮する五十六」の生涯を割とじっくりと見せてくれる良い映画だった。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 7点(2019-08-13 07:39:15)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.80点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 50.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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