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《ネタバレ》 50年前の西部劇のリメイク。
凶悪な強盗団の首領を裁判にかけるために、コンテンション駅まで護衛する、牧場主の話。 こちらの版は、いろいろな面が加速されている。ダンは、暴力立ち向かわないさまが、息子にも反発されているような、ちょっと情けない感じが強調され、チャーリーはより凶暴に、コンテンションの人たちは金で強盗団に協力してしまう。ベン・ウエイドは、知性的な部分が強調され、絵なんか描いてたりする。 ダンと息子の関係の改変、護送への介入により、ベン・ウエイドの、最後の決断の意味が、よりしっくり感じるようになったと思う。原作付きに言っても詮無いことだが、酒場の女が最後に何か、絡んできてもいいと思う。 最近の、アメリカ映画の中の悪漢は、とにかく凶悪だが、チャーリーのそれは、知性的なベンの描写と比べ、狂気という感じ。その極地とも言える、男たちを買収して、ホテルから駅への二人に、弾丸の雨を浴びせる様は、かなり見応えのあるものになった。 しかし、途中のインディアンとの銃撃戦、トンネル掘り連中の件は、冗長。 そして最後、何もかもうまく行った、前作と比べ、今作の結末は哀しい。息子が、その雄姿を目にしていたのが救いか。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-24 00:56:19)
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