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トロン:レガシー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 トロン:レガシー
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2010-12-17
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,シリーズもの,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 その世界観に、ビックリするくらい違和感があった。世界は、前作と同じ「電脳世界」のはずなのに、こちらは驚くほど、物質的。主人公が最初に世界に到着したときの、「コツコツ」いう足音がそもそも、そぐわない。壁や構造物、フィールドなども、「電子の世界」の意味を表現していたはずのものを、本当に存在する「物」として描かれている。本が存在し、クッションに座り、地面があり、空があり、雲がたなびいて雷が鳴っている。コンピュータの世界なんだろ?しかも突然現れた、完璧な存在(=プログラム?)って、何だよ?「プログラムは書いたとおりにしか動かない」と習った身としては、どうにも理解出来ない世界でした。前作の周り中無機質な感じのほうが、しっくり来るんだがなあ。
で、今度の話は、自分の分身(でも、プログラムなんだよね?)に反逆されて、電脳世界を支配するばかりでなく、物質世界に進出する悪略を阻止し、こちらに戻ってくるという話。世界が実に現実的なおかげで、コンピュータの制約的なものが感じられず、普通のアクション映画みたいになっているのが残念。例のソーラー帆船(この世界のソーラーって?)は、何とか前作のお約束を覚えていた(観たばかりだから)から判ったけど。でも外界とのIOを司っていたプログラムはもう、居なくなってるんだね。
さて、前作同様に、フリンは「創造主」だから最後の最後に、切り札的な「超能力」を発揮する。もともと、プログラマーは、この世界をどうにでも書き換えられるんだろうけど、だったら、もっと早く解決しろよ、と思ってしまった。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-04 04:28:54)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 84件
作品の平均点 5.15点
作品の点数分布
000.00%
122.38%
233.57%
378.33%
41517.86%
52630.95%
61416.67%
71011.90%
844.76%
922.38%
1011.19%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 49.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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