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英国王のスピーチ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 英国王のスピーチ
製作国英,豪
上映時間118分
劇場公開日 2011-02-26
ジャンルドラマ,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 幼い頃から、自分を主張できない立場。利き腕さえ矯正されるほどに。未だに愚かな王である兄を擁護してしまう性格に。それらの抑圧を解き放った「友人ライオネル」の献身と、彼との絆を断ちきらなかったバーディの友情。完全にではないが、徐々に症状が軽くなるのと共に、バーディ・ジョージ6世の表情が自然に豊かになってきている。そして当初、自信のない「恐る恐る」の顔だったバーティの顔が、ついに開戦スピーチの後に国民に手を振るカットでは、実に自信に満ちた顔になっている。
自分の気持ちを、話したい相手に話し終えた満足感が見て取れる、いいカットだった。実際にはこの後もまだ、ライオネルの指導は続いたようだが、ここで物語を終えて正解。この顔を見て、もう大丈夫、と思った。そう、思った時点でこの映画は成功したと言えるだろう。
非常に地味だが、変に難解さが無くて、そして演説研究の大家・ヒトラーを引き合いに出してはいるが、イデオロギーじみておらず、いい映画だと思う。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-25 17:59:21)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 156件
作品の平均点 6.65点
作品の点数分布
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110.64%
200.00%
310.64%
474.49%
52214.10%
63119.87%
75333.97%
83119.87%
995.77%
1010.64%
作品の標準偏差 1.37
このレビューの偏差値 46.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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