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《ネタバレ》 この映画には、今までの裕次郎映画に、私が不満と感じていた情熱の源が描かれている。当人たちすら理解しなかった、水害被害民たちへの救済意識という志が描かれている。
すばらしい。 ただし、その後の住民たちの非農家への転身への批判は余計。言いたくなるのは分からんでもないが、彼らにも職業選択の自由はある。 「逆流」が言いたかったのかな?でも「土地による貧困から民を救う」のが、趣旨だったんじゃない?まっ、今までの「なし遂げたぁ!」で終わってしまった映画よりはちっとシニカルで、開発というものへの問題提起なのかも知れないな。 いずれにせよ、彼らはよく戦った。脈々と続く思いを成し遂げた、大いなる話に感動した。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-15 06:14:27)
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