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《ネタバレ》 超人的な登山家が「足手まといなパートナーは見殺しにする」(超訳)と嘯いてはいるが、その実最後まで見捨てない人であった。そんな登山家に興味を覚えた写真家は、同様の局面に至り登山家に救われるが、その後登山家の危機を救うことができずにほぼ見殺しに。
そんな写真家が、一度見捨てた登山家を探しに山へ行き、彼の体と魂を見つける話。最後に彼が山頂付近で「連れて帰る」って言ったのは、登山家の魂だったのだろうな。これ以降、写真家は登山家のように生きるんだろうか。 こんな話なので、イマイチ「神々の山嶺」な感じがしないのは残念。何しろ描かれているのは自分の力だけで最高峰に挑もうとする登山家の話だし、映像的にも物語的にも最高峰へ(特に写真家が)さして苦もなく辿り着いた感が出過ぎている。「神々の領域」感ゼロである。ワタシ的には「神よ!何故こんなに人を阻むんですか!」的な物語を期待していた。 それでも、現地ロケによる雄大な景色などは美しい。 しっかし、岡田准一ってのはよく映画に出てるなあ。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-05 16:20:14)
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