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閉鎖病棟-それぞれの朝- のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 閉鎖病棟-それぞれの朝-
製作国
上映時間117分
劇場公開日 2019-11-01
ジャンルドラマ,医学もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  色んな事情により、問題を抱えている人たち。「人たち」などと他人事のように言ってはいけない、「問題を抱えていない人なんかいない」という事だから。
そんな人々が、互いに心を寄り添わせながら、再び立ち上がろうとする物語。

 最初見たときには、『永遠の仔』のような感じかと思ったが、心の問題の詳細が明かされない人も多く、またその原因も必ずしも人のせいと言えない感じの人もいそうで、事は単純じゃない。

 最後に再び人を殺めてしまった主人公・鶴瓶の裁判で、レイプ被害の少女をここでも彼は守るのではと思ったが、そうではなく、彼女の心を受け入れ文字通りふたたび立ち上がろうとするカットで終わるのが良かった。

自分も、もういい加減長く生きてきて色々と問題を抱えてなんとか、死なないように暮らしているが、もう一度しっかりと立ち上がってみたいと思わせる、そんな良い映画であった。

それにしてもあんな暴力的なクズ男を、他の患者と一緒にしている病院にも問題があるよなあ。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 8点(2020-06-22 19:30:56)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.12点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 57.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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