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2300年未来への旅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 2300年未来への旅
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1977-04-16
ジャンルドラマ,SF
レビュー情報
《ネタバレ》  生まれてくる子や、生き死にをコントロールする話というのは、あまたのSFで使われる古典的な設定のようだ。私もこれ、何かに似ているなと思った作品が幾つもあった。
 こういう作品はもっぱら、何故こんな仕組みになってしまったのか?というところに重要な意味があったりするのが普通だと思うが、この作品はそれが全く描かれていない。
 本来その謎解きとしてあるべき、外の世界がさらに謎(何故爺さんだけしかいない?)なので、なんというか憎むべき相手がいない、という感じ。そう、これを見て思い出した映画の台詞に「憎むべき相手が何なのか、より深く僕らは知らなくては」なんてのがあったのだが、この映画は敵が何なのかよく分からない。ただ漠然と管理者会は嫌だ!と言っているようにしか見えない。

 30になった人間を抹殺して、人口を制御するのはまあいいとして、新たな人間はどうやって作っているのか?人口制御をする理由は何か?ドームに隔離するのは何故か?
 誰か、教えて欲しいものだ。

 ああ、そういえば、外の世界の爺さんと暮らしている猫達の話が、まんまキャッツなのには、びっくりした。T.S.エリオットって結構古い人だったんだな。あの平凡なネコがジェリクル・キャッツって…。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 4点(2013-09-14 21:44:19)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 4.39点
作品の点数分布
000.00%
115.56%
2211.11%
315.56%
4633.33%
5211.11%
6527.78%
715.56%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 48.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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