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スタア誕生(1954) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スタア誕生(1954)
製作国
上映時間154分
劇場公開日 1954-05-27
ジャンルドラマ,ミュージカル,リメイク
レビュー情報
《ネタバレ》  我々が通常、星と呼んでいるものは、自ら輝く恒星のことだ。太陽に照らされて光っている月は、所詮太陽の光が届かなければ、見えなくなってしまう。ノーマンに見出され、彼がいたから輝いていたヴィッキーは、いわば月のようなもの。ノーマンを失って、それでも(彼のためにだとしても)舞台に立つことを選んだ瞬間、ヴィッキーはほんとうの意味で、自ら輝くスタアとして誕生したのだろう。
 …なんて、書いてみたが、ちょっと違うな。自分としてはそのように解釈したから、一回すれ違うシーンなどはカットのままで良いと思ったし、途中冗長に思えたシーンも多々感じられた。でも、この映画は多分、主演女優の実際の境遇をダシにしつつ、人気の上り下り交差する映画スター夫婦の悲哀と愛を、描いているのだろう。でもだとしたら、『スタア誕生』というタイトルは何?と思わざるを得ない。
 正直言うと、ジュディ・ガーランドの歌は聴かせるものだとは思うけど、どう展開したいのかよく分からないメロディラインの曲、(これは、この時代の映画ミュージカルの常道なのかもしれないけど)ストーリーの根幹とは関係ない部分の歌&ダンスシーンには、あまり楽しくノルことはできなかった。先に書いたように自分はヴィッキーはトントン拍子に出世しちゃっていいと思っているので、もっと切る所切って、最大限妥協しても2時間20分くらいでまとめたほうが良かったと思う。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 5点(2012-07-14 01:20:34)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.81点
作品の点数分布
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416.25%
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6425.00%
7637.50%
8212.50%
9212.50%
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作品の標準偏差 1.29
このレビューの偏差値 39.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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