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配達されない三通の手紙 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 配達されない三通の手紙
製作国
上映時間131分
劇場公開日 1979-10-06
ジャンルサスペンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  「名探偵、皆を集めて「さて」と言い」などと言う戯れ句があるが、解決編を明確に示すというこの儀式は、結構大事なことなのかもしれないと、ダラダラと事件の謎が解ける本作を見ていると思わざるをえない。

 戸籍制度というものが有り、良家の子女の結婚には相応の調査が行われる日本において、本作は成り立つのかどうか非常に危うい。
 また、真犯人が何時の時点で犯意を持ったのか、よく分からない。というか、夫を陥れたかったのかどうかすら、いまわの際の錯乱状態によって余計判らなくなっている。彼女の心理こそ、この物語の中で一番興味深く、ドラマになる部分だと思うのだが。

 ちなみにフィアンセが物語の最初から最後まで、突然現れた男と行動を共にし、あまつさえ二人だけの北海道旅行などされてしまう、峰岸検事がかわいそうだった。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 3点(2013-09-16 12:05:58)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 4.94点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 38.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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