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泥だらけの純情(1963) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 泥だらけの純情(1963)
製作国
上映時間91分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,青春もの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  家の対立を社会身分に置き換えた『ロミオとジュリエット』もの。身分と言っても片方はヤクザ。反社会的だが、人間的には良いヤツに設定されている。

 イマドキの女子高生なら、あの程度のことで死を思い詰めちゃうほどの恋にはならないんだろうが、この時代の少女は純真だ。二人の楽しそうな逃避行は、巧くいってるように見える。だが、ふとした瞬間に二人で見つめた睡眠薬の誘惑に勝てないほど、二人は追い詰められていたんだなあ。

 アニキの立場の裏にある、次郎に対する本心がウレシイ。それを含む、二人の死を知った各々の周辺人物のコメントが、その境遇の違いを浮き彫りにする。
 しかし、葬儀のシーンの対比による非難がましさは、原作ではそこまで描かれていないので、本作独自の表現なのだろうが、ちょっとうるささを感じさせる。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-01 21:23:17)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.17点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.37
このレビューの偏差値 38.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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