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《ネタバレ》 シャーロット・ランプリングの心境の変化がとても細やかで素晴らしい。ジュリーに対する軽蔑、嫉妬、愛情(同一化?)といった、絶妙な移り変わりにすっかり感情移入してしまった。(と、同時に、自分もう若くないのだな……と神妙になったりした)物語の謎に関して言えば、あの父との電話がサラに変わったら切れてしまったところで「もしやなりすまし!?」「そしてこれから連続殺人事件が!?」などとすでに妄想が暴走してしまったので、その後の展開は正直ぬるかった。これはミステリ風の味付けで、サニエのあの重力に逆らいまくった驚愕の美乳に翻弄される映画である。ラストは個人的には、作家の妄想説よりも、ジュリー愛人の子供説の方が色々辻褄は合うような気がします。なんとなく、実子がサラとすれ違うとき面識ないような感じを受けたので……。
【cassandre】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-07 03:31:52)
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