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十二人の怒れる男(1957) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 十二人の怒れる男(1957)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1959-08-01
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,モノクロ映画,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 野球のチケットと回らない扇風機だけで、この緊迫した時間と空間を作り上げるなんてスゴイ!僕も会社で終業時間が近づくと(まだかなまだかな)とソワソワするクチです。みんな家に帰りたいばっかの状況の中で1人敢然と11人に立ち向かうのってすごく勇気のいることだと思います。12人だと票が割れちまうじゃないか、と思っていましたが、採決を決める13番目は誰か、言わなくても観ていれば分かることだと思います。よく考えると、皆どこにでもいる普通の人たちなのに、誰もがヘンリー・フォンダのように英雄?になれるから不思議なもんです。ひとり、またひとり、ミカン取りがミカンになるかのように無罪に考えを変えていく様は、論客でなくとも痛快さを感じると思います。おじいちゃん陪審員の癇癪が好転していて面白い。本人は本気で怒ってるんだけどなぜか笑ってしまいます。「ところであんた、名前は?」この一言で僕の開いたままの口がさらに開いてしまいました。日本でも裁判員制度について議論がなされていますが、この映画を観るとさらに賛否が分かれてしまいますね。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 9点(2005-11-16 15:21:56)
その他情報
作品のレビュー数 504件
作品の平均点 8.60点
作品の点数分布
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210.20%
330.60%
420.40%
5183.57%
6163.17%
7499.72%
810320.44%
915630.95%
1015630.95%
作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 51.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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