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チャーリーとチョコレート工場 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャーリーとチョコレート工場
製作国米,英
上映時間115分
劇場公開日 2005-09-10
ジャンルコメディ,アドベンチャー,ファンタジー,ミュージカル,ファミリー,リメイク,小説の映画化,グルメもの
レビュー情報
子供は純真です。この映画でも純真な善と悪の両面を、欲と競争心で動機づけして勧善懲悪で描いてあります。ウンパルンパの役者さんの顔はマジでウケます。しかしそれは突き詰めて考えると、観ている僕らの性根にある、(言っちゃあなんだけど)東南アジア系の人々や生活の貧しい者を見下している部分を、ティム・バートン監督が独特の残酷で幻想的な手法でえぐっているように思います。次々と脱落していく家族たちの存在が僕らの代役をしているように思います。ノリノリで軽くて意地悪なウォンカ自身も、チャーリーや他の悪ガキとの接触を通じて、自身のノスタルジーを懐古します。いつまでも子供の心を持ち続けていたつもりが、失いかけていた大切なものに気がつきます。この映画ではウィリー・ウォンカは絶大な成功者です。しかし所有していないものがあった。それは…。おとぎ話には必ず何かしらの教訓があります。愉快で不思議でちょっぴり残酷な映画です。でも5歳ぐらいの子供がこの映画を観ても、この映画のテーマは分かってもらえるのではないかと思います。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 9点(2006-02-05 22:30:27)
その他情報
作品のレビュー数 315件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
010.32%
141.27%
230.95%
3134.13%
4247.62%
54012.70%
65818.41%
77122.54%
86019.05%
93210.16%
1092.86%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 57.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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