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明日の記憶 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 明日の記憶
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2006-05-13
ジャンルドラマ,医学もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『痴呆症』が『認知症』という名称に変わりました。蔑視的表現だったからだそうです。これまで、『ボケる』と周りの人間が苦労する、というのがテーマのドラマなり小説が多かったと思います。この映画は、発症した本人の苦悩が主で、違う角度から鑑賞できました。最初、CGによる大都会の映像があり、またデジタルか、とガックリしていたのですが、話が進むにあたり、部下が集まるシーン、陶器を作り上げるシーン、その後のアナログの映像にとても映えていきます。その中でも、香川照之さんの『ポジティブ・シンキング』というセリフがとても胸に響きました。どんどん忘れていくのは恐怖です。だからこそ日記をつけよう、できる何かをしようとするんだと思います。それは決して悪あがきではないんだと思う。渡辺謙さんの落差の激しい喜怒哀楽と、樋口可南子さんの抑えた、しかし芯の強い演技も震えがきました。残念ながらこの病気は治らない。しかし病気を受け容れる勇気、そこから始まる闘い、夫婦愛の素晴らしさみたいなのを感じました。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(邦画)] 9点(2006-10-22 22:00:32)
その他情報
作品のレビュー数 75件
作品の平均点 6.73点
作品の点数分布
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311.33%
456.67%
51418.67%
61114.67%
71621.33%
81824.00%
91013.33%
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作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 59.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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