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橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
製作国西独
上映時間104分
劇場公開日 1960-02-27
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 戦争を知らない子供が戦場に立つとこうなるんですね。ジギとカールの死の形相がとても恐ろしく、そこには名誉の戦死なんてものは存在しない、ただの犬死にという渇いた恐怖を覚えました。武器の扱い方すら間違える子供たちが、敵兵というよりも大人を相手に戦う。彼らは橋を守るという任務(その背景を知らないで)を果たすことに、執心する。この間、「お金があれば何でも買える」さんと「最初はグー、さいとうけん」さんの関係について、「お金で魂を売っているのは自分じゃないですか」さんが、功名心からの勇み足で、その世界からいなくなりました。それと同じように子供だからこそ、大人に認めてもらいたいという功名心がある。終盤の派手な銃撃・爆撃で、大人ですら尻尾を巻いて逃げるなかで彼らは…?という視点で初見したのが良かったのだと思います。自分の中では、戦争映画ベスト5に入っている映画です。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-03 21:12:25)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 8.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 53.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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