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《ネタバレ》 今まで見てきた黒人差別映画の中では、一角を担います。これまでの黒人差別をテーマにした映画は、大抵、白人と黒人が仲良くなりました、で終わりますが、この映画は少し違います。敬愛する父親を黒人に殺され、ハーケンクロイツを掲げ、黒人を敵視するエドワード・ノートンの抜群の演技力に尽きます。演技のためとはいえ、よくあそこまで肉体を極限まで鍛え上げたなぁと思いました。とても『ファイトクラブ』の序盤のようなひ弱な役者とは思えませんでした。後半、○○○での体験で黒人に対する見方を改めるあたりから、物語の真髄に入っていきます。後味も悪く、少しストーリーが破綻しているところもありますが、訴えるテーマは、白人と黒人は仲良くなりましょうだけではないと思いました。
【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 17:29:08)
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