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《ネタバレ》 中学生の子と観に行きました。
幼児の頃から水木しげる先生のファンで、妖怪の本(大人向け)を一生懸命眺めていた子でしたので、大喜び! 私はと言えば、う~ん・・・ 古い特撮映画のファンなので、期待が大きすぎたのかもしれません。 マペットや人形劇は好きなのですが、あの”すねこすり”は許せない(涙) クレーンで吊れる縫いぐるみみたいに、はっきりくっきり安っぽいのは妖怪とは言えません! 猩猩役の近藤さんの演技は良かったです。 しかし?かつらと額の線が見え見え、毛糸っぽい髪&深みのない赤の衣装ってどんなもの? ありえないお話しほど、丹念に作られた衣装やメークやセット、CGが大切だと思います。 空想の世界をレベル高く完璧に作ってこそ、観客を妖怪の世界にいざなえるのではないでしょうか? 昔の「ひょうきん族」のような軽い作りで「こんなもんでいいでしょ。」と、スタッフに真剣みが感じられなかったです。 特にCG部分に妖怪への”思い入れ”が感じられませんでした。 こういうお話大好きなので、がっかりしました。 ストーリーで言えば、私はのっぺらぼうの出た、ああいう雰囲気の日本の怪談話しを観たかった。 それがターミネーター&インディ・ジョーンズ&同じ日本ですが宮崎SFアニメ風。 日本古来の昔話の暗くて”えたいの知れないもの”をワクワクして観たかったのです。 外国かぶれの作りに、またがっかり。 楽しめた妖怪たち大集合のシーンと、キヨシロウさんの歌に3点献上。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-08-25 22:18:05)(良:3票)
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