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《ネタバレ》 なんだこんな腹立つヤツばっかりの作品で・・・
と思いながら、けっこう面白いとじっと観続ける。 その訳は、登場人物の上手くいかないイライラ、我がまま、劣等感などを私に的確に見せているから。 セリフだけでなく画面の切迫感、静かななかの怖さも良かった。 何やりだすか分からないキャラクターに、今度はどうやるか?と期待している自分。 ひとつひとつの行動に「それはわかるかも。」「そりゃあないよなー。やりすぎ。」 など、隣人への興味のように、どんどん入り込んでいきました。 この作品は自分以外の方のレビューもとても気になりました。 視点の違う方のレビューも興味深く読みました。 どういう考えを持つのか、自分が想像つかない見方に感心する。 そういう楽しみ方もある作品でした。 監督や製作者が観客の思考力に訴えかけ、こちらがどう考えるか? その作り方が成功したのだと考えています。 サム・ロックウェルさん、フランシス・マクドーマンドさん、良かったですねぇ。 こういう演技は映画って良いなと素直に思います。 それから皆さん気になっている警察署のシーンは私もちょっといただけないと思いますし。 歯医者のシーンも処置と使う道具がマッチしていないので、あれは良くないですよ。 ファンタジーやコメディじゃないのなら気合入れて、凡ミスみたいな間違いはして欲しくなかった。 面白い作品だからこそ感じた事でした。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-01 15:17:56)
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