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蜜蜂と遠雷 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 蜜蜂と遠雷
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2019-10-04
ジャンルドラマ,青春もの,音楽もの,小説の映画化
レビュー情報
原作未読

オーケストラの響きは素晴らしかった。
ピアノ演奏を通してのスケールの大きさ、個性のぶつかりも見どころ。

私は森崎ウィンさんのマサル役が良かった。
キラキラした瞳がピアニストを夢見る青年に見えた。

しかし、もったいないもうちょっとなのに・・映画として魅せて欲しいと感じる所あり。
栄伝母子のピアノ連弾は、ピアノ教室の宣伝映像みたいで笑顔だけどちょっとよそよそしい。
そんな訳で、成長した栄伝役の松岡さんの深い演技とかみ合っていかない。

ひとりひとりのキャラクターを自分の中で深めようと集中すると、その瞬間ぱっと綺麗な映像で次に切り替わるので、どこに力点置けば良いのか迷う。

馬のシーンは原作にあるそうですが、一番のがっかりだった。
どうして急に?
せっかくお話しに乗れたところだったのに。
そして、片桐はいりさんはもっと良いところで使って欲しかった。

いろいろ不満も書きましたが、素敵な作品になれる要素が多いと感じたから。
これからは人物の内面に焦点を当てて、セリフで説明ではなく、脚本と演技とカメラワークと編集で勝負して欲しい。
期待を込めて辛口のレビューにいたしました。
たんぽぽさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-23 15:03:06)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 5.35点
作品の点数分布
000.00%
113.23%
226.45%
300.00%
4722.58%
5516.13%
6825.81%
7516.13%
826.45%
913.23%
1000.00%
作品の標準偏差 1.79
このレビューの偏差値 48.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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