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吉沢亮さんの名演、怪演を堪能しました。
すっとした立ち振る舞いの女形にゾクゾク。 横浜流星さんとの歌舞伎舞台の美しさと言ったら。 撮影の美しさ、芸の見事さ、美しい顔が怖い怖い、お腹にズシンとくる映画でした。 吉沢さんをたっぷり見たいと思っていたのでもう、大満足。 原作未読。 前半が丁寧に描かれていたのに、後半は描き足りていないと思えるところも。 春江の心変わりの顛末や、父がわりの半次郎が喜久雄を選ぶところなど、もうちょっと納得したかった。 藤駒とのラブストーリーにも心を寄せたかった。 他の方も言っておられますが3時間上映は編集を上手くやらないと、ついて行けなくなる時もあるので。 2時間半だったらもっと評価が上がっていた。 前後編にしても良かったと思う。 それから歌舞伎ファンとしては、半次郎役は歌舞伎役者が良かったです。 少年の二人に稽古つける時も扇をもって見本を見せるシーンがあったら、歌舞伎の家だと思えた。 少し苦言も書きましたが、日本の芸能の映画がもっともっと出来るように、心から応援しています。 劇場で本作のような名作にどっぷり浸りたい。 日本映画界に期待しています。 【たんぽぽ】さん [映画館(邦画)] 8点(2025-07-15 10:50:45)(良:1票) (笑:1票)
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