Menu
 > 作品
 > ハ行
 > 白昼の死角
 > 青観さんのレビュー
白昼の死角 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白昼の死角
製作国
上映時間154分
劇場公開日 1979-04-07
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,青春もの,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 岸田森の焼身自殺から始まる只ならぬスタートからこれはタダでは収まらない予感通り、夏八木勲がどんどん変わって行く。夏八木勲に忍び寄る悪魔、島田陽子の美しくも悲しい姿にどんどん引き込まれていく。地獄の果てまで付いて行くと言う島田陽子の幸薄い演技、この女優さん程、幸薄い役が似合う女優さんは居ない。犬神家の一族の珠代さん、砂の器の高木恵理子に今作といい、幸せとは無縁な儚い女が似合う。他には役者の顔ぶれ、ギラギラした雰囲気、犯罪映画として見所満載!夏八木勲と藤岡琢也のやり取りは可笑しくて笑ってしまいます。可笑しいという意味では西田敏行の初登場シーンが釣りバカシリーズの浜ちゃんみたいで、笑ってしまう。犯罪映画には不向きな俳優が何人か居るが、それを補うだけのスリリングなストーリー展開に2時間半の長さも苦にならない。それにしても藤岡琢也の嘘芝居といい、西田敏行の浜ちゃんみたいな感じやら、まんまと騙される長門勇といい、本物の木下の丹波哲郎、誰もが役に相応しい顔触れを見せてくれているのが凄い。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2019-02-07 19:14:49)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 7.22点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6333.33%
7111.11%
8555.56%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.92
このレビューの偏差値 59.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
白昼の死角のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS