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君と別れて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 君と別れて
製作国
上映時間60分
劇場公開日 1933-04-01
ジャンルドラマ,ラブストーリー,サイレント,モノクロ映画,ファミリー
レビュー情報
《ネタバレ》 何と切ない別れの映画だ!この映画は何と言っても水久保澄子演じる照菊のものだ。彼女が見せる眼の演技、表情、仕草と、どれを取っても画面に釘付けになってしまい、一瞬足りとも、目が離せません。とにかく美しさと可愛さの両方を持ち合わせていて、それだけであっという間の1時間が過ぎてしまいました。もう、何度でも言いたい。言わせてください。水久保澄子、水久保澄子、水久保澄子、義雄の為に身体を張って不良達に刺され、病院のベッドの上から義雄を見る眼、美しい瞳、その全てが美しい。ラストの駅の別れのシーンの切なさ、余りにも切ない別れだが、見終わった後、水久保澄子にもう一度、会いたくてまた最初から見てしまいました。映画の初めの方で出てくる中山競馬の本を見て、今年もそろそろそんな季節か!メジロパーマーの逃亡劇以来、一度も当ててない有馬記念、いつになったら私の連敗は止まるのだろう?色んな意味でこの映画は切ない。そして、久しぶりに観る成瀬巳喜男監督作品、しかも、サイレント映画の成瀬映画は私にとっては凄く新鮮!久しぶりの成瀬映画も、相変わらず素晴らしくてこの監督は私にとって少なくとも日本映画の5人に入る好きな監督である。
青観さん [インターネット(邦画)] 9点(2020-11-20 19:59:25)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 9.12点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.78
このレビューの偏差値 47.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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