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鯉名の銀平(1961) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鯉名の銀平(1961)
製作国
上映時間82分
ジャンルドラマ,時代劇,モノクロ映画,ヤクザ・マフィア,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
なるほど、これってリメイク作品なんですね。元のオリジナルは観てないので比べられないし、オリジナルも観たいが、このリメイク作品、こんなにも義理に厚く、女に優しい市川雷蔵など初めて観たかもしれない。「眠狂四郎」とは全くの反対である。原作が長谷川伸だから仕方がないことだが、ここまで惚れた女の為に恋のライバルまでも助けてしまう市川雷蔵に何だか物足りなさと違和感を覚えてしまう。それでも相変わらずかっこ良いことはかっこ良い。中村玉緒の異常なほどの女らしさ、可愛さ、存在感があまりにも大きく思えるせいかもしれないが、主役の市川雷蔵さえ喰ってしまっているぐらいである。市川雷蔵=ニヒルな男、クールな男という印象が強すぎるために、ここまで良い人過ぎるとう~ん?て思ってしまう。長谷川伸の原作、股旅ものは市川雷蔵より中村錦之助とそして、もう一人丘さとみか大川橋蔵と大川恵子のダブル大川コンビでこそ相応しい気もするし、観たい気がする。
青観さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-11-22 12:50:13)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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