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暁の脱走 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 暁の脱走
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1950-01-08
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
脚本に黒澤明って名前があるだけあって、物凄く男臭さを感じる。更に戦争ものでありつつも、雰囲気は完全に西部劇です。ジョン・フォード監督を尊敬するだけあって、とにかく風景、描写といい、何から何まで西部劇です。戦時中における男、池部良と女、山口淑子の恋愛模様が繰り広げられる中にあって、小沢栄(後の小沢栄太郎)の副官の何とも嫌な奴ぶりは凄まじい。あの嫌な男ぶり、悪人ぶりは「妻は告白する」の滝川亮吉以上です。これだけ女を敵に回す嫌な奴を演じて似合う。ハマル俳優は他にはいないと思えるぐらいの悪人ぶり!この小沢栄の悪人ぶりがあまりにも際立っていて、他の俳優の存在感が薄く思えるなど欠点も多い。また、力作なのかもしれないけど、個人的感想としてはそれほど好みの作品ではない。それはそうと、やはりここでも若山セツ子は可愛かった。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-04 14:39:17)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 5.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 52.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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