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ジョニーは戦場へ行った のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジョニーは戦場へ行った
製作国
上映時間111分
ジャンルドラマ,戦争もの,医学もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは、この映画の監督からの怒り、ジョニーの怒りの映画だ!全てが正に怒りとなって胸に突き刺さる。戦争によって、足も手も顔も皆、人間とは思えないほどの無残な姿となってしまったジョニーの怒り、但し、その怒りを言葉によって大げさに叫んではいない。静かなまでの怒りがやがてあのラストへと繋がる。「祖国に命を捧げることは美しい」というテロップは戦争を引き起こし、自分をこんな無残な姿へと変えてしまった国に対する嫌味と感じることが出来るし、夢のシーンでの美しいカラーと現実のシーンのモノクロのシーンとの物凄いギャップによる恐ろしさ、全てが何とも怖くて、もう一度見ようて気分にはとてもなれない。しかし、間違いなくこの映画はそんじゃそこらの戦争映画にはない怒りが伝わってくると同時に人の命って何だろう?何もしてあげられない被害者の身内や恋人の苦しみ、刹那さ、そういったものがきちんと描かれている反戦映画として、また人間ドラマとして見応え十分、色んな意味で本当に悲しくも恐ろしい映画である。
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-04-22 21:31:28)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 7.30点
作品の点数分布
022.08%
100.00%
211.04%
300.00%
444.17%
51111.46%
61010.42%
71717.71%
82323.96%
91515.62%
101313.54%
作品の標準偏差 2.05
このレビューの偏差値 51.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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