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恐怖の報酬(1953) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恐怖の報酬(1953)
製作国
上映時間149分
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,アドベンチャー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 凄い緊張感、迫力満点の不安に襲われる何とも恐ろしい映画である。命を賭けての報酬を受け取るために二つのトラックでニトログリセリンを運ぶ。何とも嫌な報酬である。主演のイブ・モンタンの人間性、そこには人間ならではのエゴが充満している。人間としての弱さを見せ、ほんの一瞬でも落ちれば爆発して命はなくなる危険な仕事を行なう。前半で一台のトラックが爆発されるシーンを見せつけることによって、恐怖というものを観客に見せつけることに成功している。トラックのタイヤが、崖の上から石ころが落ち、そして、遂には、あの最後の終わり方にしてもここで終わらせ、しつこく延々と描かない。昔の映画と今の映画のここが大きな違いである。作品全体に漂う人間臭い男達とモノクロの映像美によって更に漲る緊張感、恐怖の連続に息を抜くことなんて出来ないそんな凄さを感じさせる素晴らしき傑作!文句なしの満点
青観さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-15 20:30:58)
その他情報
作品のレビュー数 100件
作品の平均点 7.77点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 60.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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