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ゼロの焦点(1961) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゼロの焦点(1961)
製作国
上映時間95分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
野村芳太郎監督、橋本忍と山田洋次という脚本、どうしても期待してしまう。相変わらず美しい映像美、今作は白黒であるが、それがまた良い雰囲気を創り出している。ミステリーというよりは女と女と女、三人の女のそれぞれの悩みのようなものを描いた人間ドラマとして見た方が良いと思う。三人の女優それぞれが良い演技、雰囲気を醸し出してはいるものの、全体的に物足りなさが残る。映画としてのカタルシスという意味で何か物足りない。作品の雰囲気は好きなだけにちょっと残念でもある。けして、つまらなくはないので6点ぐらいはあげても良い。それでもこの監督の他の傑作に比べるとインパクトにも欠ける。それにしてもこの作品の影響はかなりあるのではないかと思う。実際にあの海に飛び込み自殺する者が何人もいたらしいけど、そういう意味において何とも罪深い映画でもある。そんな気がしてならない。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2008-11-02 21:35:58)
その他情報
作品のレビュー数 26件
作品の平均点 6.62点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
413.85%
5830.77%
6623.08%
7311.54%
8311.54%
9311.54%
1027.69%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 47.90
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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