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野獣死すべし(1959) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 野獣死すべし(1959)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1959-06-09
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,刑事もの,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 仲代達矢演じる大学生伊達の目の力強さが凄い。見た感じは真面目の様でありながら実際は凄い悪人ぶりである。常にギラギラしていて自分の目的の為ならばなんだってやる。殺人だってお構い無し!日本人が作る映画やドラマによくある犯罪者に同情をみたいな物など一切無しである。至ってクールであり、センチメンタルなど全く無い。そんな物はむしろ嫌いであるのだ。ある店で貧しい姿で花を売りに来た老婆に対しても金をやるから歌え!踊れ!と吐き捨てるし、同情で金を貰う奴など許せないといった有り様だ。そんな主人公が完全犯罪を成功させ、飛行機で日本を去る。しかし、完全犯罪など成立しない。ラスト伊達の恋人を見つけた刑事、東野英治郎が放つ台詞は犯罪者は何処へ逃げようが犯罪者であり続けるのだというメッセージが込められていて、色んな意味で考えさせられる映画になってる。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-27 21:31:31)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.58
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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