Menu
 > 作品
 > ホ行
 > 骨までしゃぶる
 > 青観さんのレビュー
骨までしゃぶる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 骨までしゃぶる
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1966-06-12
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 骨までしゃぶる。いやあ!凄いタイトルだ!凄いと言えば何もタイトルだけではない凄さがこの映画にはある。人間の身勝手さ、表と裏の顔、郭の世界の怖さなど人間の怖い部分を思い切り見せ付けられる事になる。ヒロインのお絹を演じる桜町弘子が天国から地獄へと落とされる様子が見ていてやるせなくなり、切なくもあり、哀しくもあり、またこの映画、何と言っても三島雅夫と菅井きんの悪人夫婦ぶりが凄い。この2人による悪人夫婦の存在あるからこそ映画のラスト、お絹が幸せになって救われた思いで、泣けてきます。舞台が洲崎でしかも、郭話とくればどうしてもあの映画、私が大好きな監督、川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」を思い出さずにはいられなくなります。加藤泰監督も私同様、川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」が大好きなんだなあ!と思ったら嬉しくなってきました。
青観さん [DVD(邦画)] 9点(2020-11-04 18:17:42)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 8.67点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8133.33%
9266.67%
1000.00%
作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 65.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
骨までしゃぶるのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS