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《ネタバレ》 世の映画ファンだけでなく、評論家の間でもオーソン・ウェルズ監督の最高傑作は市民ケーンだと言われているけど、私からしたらこの作品や上海から来た女といった作品の方が上です。相変わらずの長回し、女優に対してのドS的な演出、怪しげな人物によるサスペンスとしての面白さを見せてくれている。オーソン・ウェルズの嫌な人物ぶり、存在感、ジャネット・リーが寝ている前で犯罪を犯した後に見せるドアップによる恐怖、チャールトン・ヘストンとの終盤戦の攻防等、モノクロの画面から伝わる緊張感、緊張感と言えば存在感同様、マレーネ・デートリッヒの出てくるだけで伝わる緊張感と存在感の凄さも印象的な作品
【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-11-22 20:33:03)
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