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雪の女王(1957) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雪の女王(1957)
製作国ソ連
上映時間70分
ジャンルラブストーリー,ファンタジー,アニメ,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ゲルダのカイへの一途さ、愛の深さ、強さがよく伝わってくる。見ているだけで何とかしてやりたくなります。ゲルダが出逢う山賊やらその娘やら老婆に沢山の動物、何だかディズニーのアニメを意識しているようにも感じられる。アメリカに対するソ連の意識、ソ連映画にだってアメリカに負けない凄い作品があるんだぞというようなものが感じられる。「カイは離さない」と力強い台詞を吐くゲルダの前に立ちはだかろうとして解ける雪の王女と冷たくされていたカイが氷を離す瞬間の映像などこの作品はアニメであるからこその美しい映像の世界によって描かれていると言っていいぐらい本当に映像が美しい。おそらく今ならどの場面もCGで描こうとするだろうけど、この映画はCGでは表現出来ない人の気持ち、優しさというものをきちんと描いている。確かに迫力のある映像では現代の映画には勝てないが、中身では完全に勝っている。古い作品だからって侮れない。むしろ、何でもかんでもCGに頼ろうとする昨今の映像作家、監督にこの作品を観て何かを感じ取って欲しい。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-12 21:32:28)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 8.27点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.86
このレビューの偏差値 46.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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