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太陽はひとりぼっち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽はひとりぼっち
製作国伊,仏
上映時間124分
劇場公開日 1962-12-19
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 解らないことが何よりも解ることって存在するとすれば、この映画の持っているあのけだるさ、乾いた空気、何とも言いようのない張り詰めた空気、物語としてははっきり言って面白くもないし、何が何だか解らない。また「解らない」を連発するヒロインともう一人の男、この二人の美女と美男子の繰り広げる愛についても、解らない部分がある。しかし、何故かこの映画は解らないことが多いにも関わらず退屈することなどないのが、これまた自分でもよく解らない。他人には理解出来ないことが男と女、この場合で言うと、二人の心情、気持ち、言葉なんていらない。愛に言葉は不要であるとでも言っているようです。余計な台詞、説明を一切、省くことで、観る者に対して考えさせる。不思議な感じの作品だと思わずにはいられなくなる。それこそこの映画の中で言っているようで、それにしてもヒロインのモニカ・ヴィティの美しさ、異常なほどの怪しさの中に見え隠れする女としての色気は一度、観ただけで忘れられなくなりそうです。
青観さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-17 19:46:19)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.30点
作品の点数分布
000.00%
114.35%
200.00%
3313.04%
414.35%
514.35%
6626.09%
7417.39%
8313.04%
928.70%
1028.70%
作品の標準偏差 2.29
このレビューの偏差値 51.32
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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