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あこがれ (1958) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 あこがれ (1958)
製作国
上映時間18分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,青春もの,ロマンス,小説の映画化,ショート(短編映画)
レビュー情報
《ネタバレ》 「あこがれ」とは何か?少年達にとっては絶対に手の届かない存在である年上の美しい女性、彼女が最初に白のブラースにスカート姿で颯爽と自転車をこいでくるスタート、それを影から見ていた少年達、奴らが彼女が自転車から離れた間に乗っていた自転車の椅子に顔を埋める。それは男の願望であり、大人になってしまったらしたくても出来ない。子供だから許される行為であり、それは木曜日が来る度にテニスを楽しむあこがれの彼女の姿を見ている。男と付き合っている彼女に対しあこがれから、また相手の男への嫉妬心から悪戯してばかりいる。少年達にとってのあこがれである存在の年上の女性に男がいると知ればその相手に対して嫉妬するというのは何も男だけでなく、女も同じであると思う。この映画は嫉妬する相手の男の突然の死によって最後はあこがれの女性が喪服姿で歩く所で終わる。あの自転車の匂い、喪服の彼女の匂い、一体、どんな匂いなのだろうか?という妄想を描かせずにはいられなくなる。男の妄想を解り易く見せているという意味ではやっぱり大人より子供の方が良いよなあ!というそんな映画ではないでしょうか?
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-25 17:52:04)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.30点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.43
このレビューの偏差値 53.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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