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情婦マノン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 情婦マノン
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1950-09-01
ジャンルドラマ,モノクロ映画,犯罪もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは恐ろしい。一見、男と女のメロドラマのような雰囲気、ラブストーリーというような感じで見せておきながらじわりじわりと二人の男女の裏に隠された何か見てはいけなかったような恐ろしいものを見てしまったようで本当に恐ろしくて、メロドラマを見ていると同時に惨酷な運命へと突き進む恐ろしいサスペンスものを見ている感覚に襲われた。クルーゾー監督らしい人間描写、追い詰めていく緊張感、そして、圧巻なのはやはりあのラストシーン!射殺された青年を逆さまに担ぎながら砂漠を歩いていくマノンの姿がとにかく怖い。怖い。これほど惨酷で恐ろしい恋愛ものなど私は初めて見たかもしれない。これはラブストーリーではあるけれど、ラブストーリーの形を借りた何とも恐ろしくも哀しいサスペンスドラマの傑作だ!
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-14 21:56:24)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 58.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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