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お茶漬の味 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 お茶漬の味
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1952-10-01
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
お茶漬の味とはこれまた小津監督作品らしくて面白い。この作品、何と言っても鈍感という仇名で木暮実千代演じる妻に言われる哀れな亭主を演じている佐分利信の絶妙なまでの演技が良い味、出していて面白く、また女優陣にしても憎たらしいけれど、どこか可愛い木暮実千代をはじめとする淡島千景と津島恵子の色気と可愛さ、小津監督はここでもまたなんてことのない日常の中にある生活感というものを味わい深く描いていて、私は小津監督の映画を観るとその度に、あぁ~なんだか日本人で良かったとそう思わずにはいられないのである。作品全体に漂う無常感とでも言うのかなあ?そこにある空気、何もかもが日本的で後からじわりじわりとくるものがこの作品の中でもあって、そこが小津監督の作品の良いところだと思います。
青観さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-08 18:16:04)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.85点
作品の点数分布
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325.88%
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6411.76%
7823.53%
8720.59%
9617.65%
1012.94%
作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 53.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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