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巨人と玩具 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 巨人と玩具
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1958-06-22
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 何なんだ?この異常なほどのテンションの高さは?主役の川口浩と野添ひとみは勿論のこと、脇を固める俳優陣、高松英郎に山茶花究に伊藤雄之助といいその他とにかく誰もが異常なほどのテンションの高さを保っている。何と言う凄まじいテンションの高さとテンポの良さ、飛び交う会話の凄まじさ、ストーリーそのものをどこかへ置き忘れていきそうなほどのハイテンションぶりに見ていてとにかくあきれ返るほどの凄さを感じる。そんな中でも高松英郎のテンションの高さは群を抜いている。部長に対して「あなたは、今はもう、必要としていない人間なんだ」「早く退いてください。あなたは現代においては生きる屍」て凄い。今の世の中、こんな言葉を上司に真っ向から言える人間はどれだけいる?いないだろう!思っていること、全てを吐き出すパワーこそこの映画の持っているものではないだろうか!ただ、個人的好みで言うならば、同じ増村保造監督作品では若尾文子主演による幾つかの作品、例えば「妻は告白する」や「赤い天使」だったり「清作の妻」のようなものの方がこの監督らしくて好きです。それでもこの映画の持っているテンポの良さとハイテンションぶりは昨今の日本映画にはなかなかない。見られないものを感じることが出来ます。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-07 22:12:11)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 6.91点
作品の点数分布
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314.55%
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529.09%
6418.18%
7836.36%
8418.18%
9313.64%
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 50.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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