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陸軍中野学校 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 陸軍中野学校
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1966-06-04
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,戦争もの,シリーズもの,モノクロ映画,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 市川雷蔵は相変わらずクールで、卑劣な男を淡々と演じているし、またそういう男が本当に似合う。婚約者であろうと、おかまいなしに毒殺する。増村保造監督はここでもやはり変態性をあの教育における現場でのやりとり、裸の女性の人形まで使っての女性を抱く講習なんて、他の監督にはない変態性が見られる。そんな一方で見ていて違和感が残る。最も違和感が残るのは加東大介の中佐、どうにもこうにも見ていて「社長」シリーズの延長のようにしか思えない。あれだけ厳しい環境の中でも義理に厚く情け深いのも変な気がする。小川真由美のあの役もこれは小川真由美がけして、悪いというわけではなく、若尾文子にこそぴったしの役ではないだろうか?スパイ映画としての完成度に関しては、緊張感もあるし、完成度も高いとは思うが、キャスティングに何か違和感が残るのがマイナスである。最後に市川雷蔵にもう一度、話を戻すとあんなご服屋さんはいないって!どう見てもスパイとしか思えない。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-06 16:05:29)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
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200.00%
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415.56%
5211.11%
6633.33%
7422.22%
8422.22%
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 46.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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