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めし のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 めし
製作国
上映時間97分
劇場公開日 1951-11-23
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
相変わらず成瀬巳喜男監督の描く世界には人間が生活している空気というものがあって良い。ごく当たり前のことのようだが、そういう当たり前のことを描くのには余計な描写やうるさい音楽や無駄な台詞はいらない。流石はこの監督はその辺のことがよく解っている。平凡な暮らしをしている夫婦の間に東京からやってきた夫の姪が入ってくることで二人の関係がどこかおかしな方へと進んでいく中で、原節子の見せる表情がこの作品のピリピリした空気に合っている。この映画は空気を感じて見せる映画だと思う。あの綺麗な空の下で生活している夫婦の感情を「めし」というタイトルで表すなんて、いかにもこの監督らしい。それにしてもどうしてこんなにも女性の心理を描くのがこの監督は上手いんだ?いつもながら感心させられる。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-01 12:50:32)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 7.24点
作品の点数分布
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6517.24%
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8827.59%
9620.69%
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 53.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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