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冒頭のバカデカイ携帯電話が示すように80年代の金融マンの象徴はハイテクの先端だったこと。コンピュータやカバンのような携帯電話を使いこなす彼らは、時代の先端を行く成り上がりハイソサエティの象徴的存在だった。前作ウォール街に描かれたインテリのゲームの面白さと華やかさはそこに特化していた。一転、一家に一台コンピュータがあり、主婦や中学生すらタッチパネルの携帯電話を使いこなすこの時代、象徴となったシリコンバレーの住人達の華やかさとは対照的にウォールストリートの住人も、ゲームも、そして映画も平凡に成り下がってしまった印象。ゴードン・ゲッコーをフォーカスしたスピンオフ的なストーリーも期待はずれ。唯一、エンドスクロールで前作のテーマ曲が流れた時のノスタルジーのみ感慨深かったが・・・
【Arufu】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-18 06:55:22)
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