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ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
製作国
上映時間142分
劇場公開日 2011-10-29
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,ファンタジー,法廷もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 コントとして面白かった。俗なコントとして作られている映画でここまで笑ったのはジムキャリーはミスターダマー以来かもしれない。何より、キャラクター設定の甘さで役者の無駄遣いの典型だった有頂天ホテルに対して、この作品での彼らはあまりにも愛らしい。このようなステージをもともと得意とする西田敏行や中井貴一は当然と言えるはまり役だが、深津絵里にとってはコメディ女優として新たなステージを切り開いたと言ってもいいだろう。ただ、コメディとして優秀で、さらにこれだけのオリジナリティをもちながらどうしても9点まではつけられないのはストーリー的な完成度、特に六兵衛の最終的な扱いだ。あれだけキャラクターを掘り下げ愛すべき存在に仕立て上げ、あまりにも存在感のあるキャラクターが突然ぞんざいな扱いに変わったら尻すぼみするのは当たり前だろう。それと上映時間である。段田譲冶の存在や市村のくだり(確かにくだりとしては面白いが映画に必要かどうかは別問題だ)を初め20分は楽々削れるに関わらずそれをしなかったことはやはりライターとして優秀ながら映画監督として今ひとつ一皮むけない大きな要因では。段田譲冶を登場させずその辺りのストーリー処理を六兵衛にさせていたらどれほど良かっただろうか
Arufuさん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-15 23:25:02)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 6.01点
作品の点数分布
000.00%
133.33%
233.33%
344.44%
455.56%
5910.00%
62527.78%
72426.67%
81617.78%
911.11%
1000.00%
作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 56.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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