Menu
 > 作品
 > オ行
 > 大通りの店
 > Arufuさんのレビュー
大通りの店 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大通りの店
製作国チェコ
上映時間128分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
ナチスの政策に関して、アウシュビッツをケバケバしく描いた映画などよりもある意味ではリアルに感じられる。作中のセリフにも出てきた諸悪の根源は恐怖にあるというのを地でゆく映画で、それを強調するかのようなラストは少しやりすぎではと思ったが。ラストシーンでまず天井を映したり、後に手のひらを返すのを予期させるかのように冒頭からしつこいくらいに冷えた夫婦関係を描いたり、そして迫ってくる「その時」を諷示するかのように着々と完成へ向かう塔など、最初から最後まで常に先を暗示させるようなシーンを先行させており、製作者がこの作品で語りたいことの意図はよくわかる作りとなっていてその点は、先が読めるからつまらないというよりも逆に作品に引き込まれた。
Arufuさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-27 04:21:10)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.80点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7120.00%
8480.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.40
このレビューの偏差値 0.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
大通りの店のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS